ホスト名の設定
hostnamectl set-hostname ホスト名
ルーティング設定
一時的な設定
再起動すると設定は消えるので注意してください。恒久的な設定は、この後のファイル変更による設定が必要です。
デフォルトルート追加
デフォルトゲートウェイが192.168.2.1の場合
ip route add 0.0.0.0/0 via 192.168.2.1
ルーティング追加
172.16.0.0/16向けのルーティングを192.168.2.1に向ける場合
ip route add 172.16.0.0/16 via 192.168.2.1
ルーティング削除
ip route del 172.16.0.0/16 via 192.168.2.1
設定ファイルによるネットワーク設定
IPアドレス設定
DHCP設定
/etc/netplan/99-network-config.yaml
がなければ新規作成します。インストール方法によって以下のファイルのどちらかに設定がされているかと思いますが、別のディレクトリに待避するか削除してかまいません。
- /etc/netplan/50-cloud-init.yaml
- /etc/netplan/01-netcfg.yaml
Ubuntuでインタフェース名を調べる場合はroot権限あるいは一般ユーザーでsudoを用い「lshw -C network」を実行します。「logical name:」という箇所がインタフェースの論理名です。
sudo lshw -C network
/etc/netplan/99-network-config.yaml
に次のように設定します。「XXX」の箇所はインタフェース名です。
network: ethernets: XXX: addresses: [] dhcp4: true version: 2
設定を反映させるには sudo netplan apply を実行します。
sudo netplan apply
固定IP設定
Ubuntuはnetplanによる設定を行います。netplanは/etc/netplan/
配下の「*.yaml」ファイルを名前順に読み込んでいきます。
インストール時に以下のファイルのどちらかが自動的に作成されています。新たに手動で設定する場合は別のディレクトリに待避するか削除してかまいません。
- /etc/netplan/50-cloud-init.yaml
- /etc/netplan/01-netcfg.yaml
ファイルが存在しなければ、新規に/etc/netplan/99-network-config.yaml
を作成します。
IPアドレスを192.168.2.254/24、デフォルトゲートウェイを192.168.2.1、DNSサーバーに1.1.1.1と8.8.8.8を設定する場合は次のように設定します。「XXX」の箇所はインタフェース名です。
network: ethernets: XXX: addresses: [192.168.2.254/24] gateway4: 192.168.2.1 nameservers: addresses: [1.1.1.1, 8.8.8.8] dhcp4: no routes: version: 2
設定を反映させるには sudo netplan apply を実行します。
sudo netplan apply
ルーティング設定
/etc/netplan/99-network-config.yaml
で設定します。172.16.0.0/16向けのルーティングを192.168.2.1に向ける場合は次のように設定します。「XXX」の箇所はインタフェース名です。
network: ethernets: XXX: addresses: [192.168.2.254/24] gateway4: 192.168.2.1 nameservers: addresses: [1.1.1.1, 8.8.8.8] dhcp4: no routes: - to: 172.16.0.0/24 via: 192.168.2.1 version: 2
設定を反映させるには sudo netplan apply を実行します。
sudo netplan apply
この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。
コメント